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毎日いろいろあります
昭和30年世代、まだまだ大活躍
2024-05-30
ようやく初春の肌寒さから、シャツ1枚だけでも過ごせる日が多くなってきました。インフルエンザ、コロナといくつか波乱を乗り越えながらも、レンツーメンバーは果敢に毎日と向き合っています。ここで紹介するのは、レンツー最年長のKさん。Kさんは齢66を迎えながらも、毎日人一倍仕事に熱心です。ここ最近は少し足腰がおぼつかないこともあったりしますが、仕事に向き合う気持ちは、比較的ゆったりマイペースの20代の人たちを完全に凌駕しています。「できたよ!」と私たちに勢いよく声をかけ、仕事を完成しようとする姿からは、仕事を通して人に喜んでもらいたい、「できたこと」を証明してやろう!という気概を強く感じさせます。それに対して、そのあまりの威勢に「ありがとう」と応えると、嬉しさと恥ずかしさを堪えたようなドヤ顔でそっぽを向き、なんともいえない人間味がにじみ溢れ出ます。
「年齢」というのはある部分においてのひとつの尺度ですが、「やりたいこと」「ほしいこと」「うれしいこと」「できるとおもうこと」その人の持っている核はずっとその人が持ち続けるものだと実感します。他人がどうこうするものではないことだと強く思います。Kさんは65歳を過ぎたことで、レンツーに通うためには毎年毎年、「理由書」を役所に提出しなければなりません。どうこうすると「サービスの利用」を打ち切られる不安を抱え、また私たちの実感とかけ離れた「サービス」という言葉に戸惑いを覚えながら、Kさんの「周りの人に喜んでもらいたい」という気持ちに、私たちはこれからもずっと応えていきたいな、としみじみと思うところです。(東)